株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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29-09-2022

その時がやって来る!…その前に

みなさま、お久しぶりです。
総務の高橋が、(声小さめ→)久~しぶりに、ブログを更新します^^

ところでここ数年の傾向として、温暖化による気候の変化やそれに伴う災害…
そんな地球の異変を目の当たりにすることはありませんか?
決して遠くのことではなく、私たちのすぐそばで。

そういえばテレビでも「永久凍土が溶けている!」とか、「大型台風の発生が増えている!」、「水災害や土砂災害が激甚化している!」とかとか…ハラハラする報道を見ない日はありません。

原因を未然に防ぐことが出来たら、きっとそれがいちばんの問題解決方法ですが~

例えば温暖化を防ぐのにCO2を減らすためには、エネルギーを社会全体でチェンジしなくてはならないなど、やっぱりすぐには解決できないことがあります。

そして避けては通れないことに…「災害」があります。
そう、それは突然あなたの元にもやって来ます。


…と、長―く語りましたよ。そこで今日の本題!
来ては欲しくない『万が一』が来てしまったときに、私たち小野組が出来ること。

それってなぁに?

ということで、9月17日㈯に災害時対応訓練「水防工法演習」を行いました。

「どうせやるなら多くの人たちで共有し、有事の際はみんなで力を合わせたい!」
そんな想いで参加したのは小野組とつながりのあるオノエンタープライズ(株)さん、(株)双翔さん、それから私たち小野組の3社。北陸建設アカデミー(@新潟県胎内市)にて実施しました。

ところで、ちょっと気になる質問ーー

『水防(活動)って、なぁに?』
水防とは、洪水による水災害の発生を未然に防ぎ、また洪水が発生したときには被害を最小限にするために行う活動です。例えば、川が大雨により増水したとき堤防の状態を見回り、危険なところが見つかれば、壊れないうちにシートを張ったり、土のうを積んだりして堤防を守り、被害を未然に防止・軽減する必要があります。これが水防活動です。

『水防訓練?なぜ今なの??』って・・・。
実は先月(8月)に新潟県の北部(村上市や胎内市)では、線状降水帯による水災害や土砂災害が発生したばかり。
その時にできなかったこと、直面したこと、足りなかった知識や経験、迫られる判断…多くの反省や学びがあったこの時がまさしく「今でしょ!!!」のタイミングなのです。

まずは座学(上のほうに出てきた写真です)で、知識を吸収して~。


お次は、外??
人が沢山集まっています。

何が始まるのかと申しますと~

縄を~、結んでいる・・・?
そう^^こちらはロープワークといって、重し土のうや、木材などを結ぶための基礎練習。

一口に結ぶといっても、フナ結び、もやい結び、イワシ結び、イボ結び…
まだまだ色々なやり方があって、それぞれに何をどんな風に結びたいか、その用途によって安全で効率的な結び方があるのだそう。

普段の仕事でもロープワークはあまりないとのことで、皆さん『難しいー』『こうやるのか、なるほど』と和気あいあい。お互い確かめ合うように練習していました^^


あれあれ?!
今度は少し場所が移動したような~

なにをするのか(ワクワク)。

う~ん、ちょっとしか見えない!
もっと前に失礼しちゃいましょうか。

これは…!
もうお分かりですね^^
土のう作りと積み方の実習。

ところで、さきほどから真ん中で活躍している水色の作業服男性…
気になりませんか?

ご紹介が遅れて申し訳ありません。本日の水防講習の講師…小野組の浮須顧問です。
浮須顧問には実は秘密があります(え?「全然隠してないでしょう」って^^)

それは、じゃーん。
この水色の作業服の背中に注目!

浮須顧問は北陸地方防災エキスパートさんなのですー

防災エキスパートというのは、これがもう…すごいんです(←安易な表現でごめんなさい)。

地震、風水害などの大規模災害時に迅速・確実・効果的に対処するための専門的な知識と経験を持つ人であり、災害や防災の技術的な支援活動や指導を行うことも重要な役割なのです。

←あ!噂話をしているのがバレちゃった^^  

土のう袋の縛り方と積み方にも、ノウハウがもちろんあります。コツは「ぴっちり」を意識してだそうですよ。

大規模災害がいきなりやって来て「ひゃー!!!何したらいい??」、「あれもこれも、あっちも??」と右往左往して何も出来ないよりは、少しでも上手く乗り越える知識や技能があれば、必ず助かることもあります。

まさしく「備えあれば憂いなし」です。

水防訓練講習は、今回で終わりではありません。
より実践的な知識や技能を深めるため、そして忘れてしまわないためにも、
今後も継続して実施の予定です^^