株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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18-04-2023

それは思い込みかもしれない

総務・高橋です<(_ _)>
3月のお天気の良い暖かな日に、東京へ足を延ばして参りました。 みなさま、「地鎮祭」をご存知でしょうか。

「工事の予定地に神主さんをお呼びしてご祈祷しているヤツでしょ~」

そうです、それです!
私たち小野組の工事の地鎮祭…色々な現場で行われていることは、総務・高橋もよく耳にします。
ところで一体どんなことをやっているのでしょうねー。
そうなんです、高橋も実際に体験したことが無かったのです。
…ということで、なんと初めて小野組の地鎮祭にお邪魔するチャンスをゲットしました♡
(やったー♪)

で、ですよ~。ここからその取材内容が載るかとおもいきや・・・
(←この印はあとで分かります)
今回はちょっと格好つけて、小野組のもう一つのサイト「OnoNote」に記事を載せましたので、お知らせします。
もう少しお時間のある方は、リンクをご参照下さい↓
https://www.ono-gumi.co.jp/wago/creative/1175/

初めての小野組地鎮祭。その興奮で心を満たしつつも、せっかく東京まで来たし、なにかないかしら…と、欲しがりの広報チーム( ´艸`)です。

「ここの現場もあるよ!」と関東支店のみなさんの甘いささやきに吸い寄せられるかのように、その足で、別の工事現場にもお邪魔してまいりました。

そこは同じ東京都荒川区内の「三ノ輪マンション新築工事」の現場でした。

実はずっと気になっていたんです。この現場…というよりも、現場担当者の宮河さんが。
関東支店アーキテクチャーグループの宮河淳さんと広報チーム、これまでそんなに接点ありません。かつ、総務的な用事でお電話することがあっても、すごく硬派なんです。(よく言えば硬派ですが、ちょっぴりクールな印象←宮河さんごめんなさい)どんな取材になるのか、ドキドキしながら向かいます。

三ノ輪マンション新築工事の現場に着くと、資材に囲まれて真剣に作業をしている男性を見つけます。しばらく取材班には気づかず、集中しています。こちらが宮河さんでした。

この現場はとにかく整理整頓が行き届いています。この日の取材は事前に予定されていたわけではなかったので、普段からその徹底ぶりをうかがい知ることができました。

何処もかしこも、美しく整っています。
現場事務所の備品や掲示物・工程表などは、宮河さんおひとりで設置したり、管理をされていますが、とてもきれいに配置されていました。ごちゃごちゃが無いのは、主婦目線から見ても非常に心地よくて作業がしやすいです(わが家のごちゃごちゃも片付けなくちゃと反省)。

マンションの外観はこんな風になる予定です。ちなみにワンルームのお部屋が1フロアに2部屋という造りで、10階建てになるそうです。

内装については、キッチン、バス、トイレ、洗面スペース…等々それぞれに床、壁、天井などがありますので、どこに何を使うのかをボードにして管理しているそう。こうすると確認するときは、一目で分かりますね^^

硬派な宮河さんに、取材班の突撃隊長?!…いえ、総務・中川さんが迫ります。
この仕事の魅力は何ですか?

宮河さん:「手がけた仕事はなんでも、形として残るのが魅力です。だけどね、僕たちは嫌われ者なのよ。近隣住民のみなさんには工事の音が出たり、振動や大型車両の出入りだってある。協力会社さんにとっても、僕らのやり方ひとつで作業がしにくくなったり、儲けが少なくなるときもある。だからこそ、すべてを思いやらなくてはならない。それは常に考えています。」

内に秘めた熱い想い。宮河さんの気持ちが伝わってきます。
取材班がしばらくの間、現場事務所で資料に見入っていると、いつのまにか姿を消していた宮河さん。
しばらくして、ふと人影が。振り向くと…「はい。これ良かったら。」

しばらくの不在の理由は、たくさんの飲み物を買いに行っていたのでした。
仕事には真摯に向き合い、ちょっぴり硬派ですが…
それは実は、とてもシャイで、少し不器用なだけ。

「すべてを思いやる」―この言葉に、大切な想いが込められていました。


ここで、今日のタイトル「思い込みかもしれない」について…です。
(文中にあるを見つけて、下の内容をご覧ください)
①その場の流れから、つぎはこんな展開になるなぁと思っていても、それは思い込みかもしれません。
②最初に「あの人はこんな人だなー」と思っていても、それは思い込みかもしれません。

思い返すと、これまでの取材では、
とても複雑で「こんなのできるかな?」と思った工事でも~
ちゃんと出来ちゃうところも見てきました。
それから寡黙な人、おしゃべりな人、怖そうに見える人?!…たくさんの人の想いに触れて、会ってお話をして初めて分かったことも沢山ありました。

そうです。だから「出来ない!」とか、「こうだ!」と思うのは、もしかすると思い込みかもしれないのです。

多くの思い込みを解いていけたら、世の中はきっともっと素晴らしいものになるのかも^^

思い込みを解きながら、皆さんの熱い想いに触れる旅をこれからも続けたい…総務・高橋がお届けしました。