BLOG
21-06-2017
三方良しの公共事業推進カンファレンス2017沖縄
だんだんと気温が上がってきたなぁと思っていたら、今日6月21日は夏至ですね~。
昼時間が一年で一番長いということで、いよいよ夏の本番って感じがしますね!
でも今日は雨模様ですね☂ もうすぐ梅雨突入でしょうか~
このたび6月9日に行われた「三方良しの公共事業推進カンファレンス2017沖縄」に参加してきました!
『三方良し』とは過去のブログでもご説明しましたが、
『住民良し』『企業良し』『行政良し』のことで、発注者と受注者が協力し、
住民の安心・安全のために「より良いもの」を「より早く」提供することを目的としています。
三方良しのカンファレンスは2007年に東京で初開催され、北海道、東京、中部、東北、関西、北陸、中国、九州、そして10回目は四国で開催されました。
開催の地が拡がるにつれて三方良しの公共事業に対する理解が深まる期待もある一方で、到達点とも言うべき「全体最適」までには課題も多く残されているようです。
そして今回第11回目は沖縄の地で「北から南まで、全体最適の三方良し目指して」を表題に開催されました。
会場には400名ほどの来場者であふれ、大勢の方々が期待・関心を寄せていることが分かります!
開会の挨拶は、三方良しの公共事業推進研究会理事長の砂子邦弘様から。
基調講演は高知県の磯部組 宮内保人技術部長様がこれまでの活動を紹介して下さいました。
宮内さんがお客様から言われた、
「あんた百姓の身になって田んぼ作ってないやろ」の言葉。。。。
「誰のために」「何のために」工事をするのか。
モノづくりには必ず目的があり、必ず相手がいることを忘れてはいけない、と改めて気付かされました。
とても素晴らしいお話で、動画が流れ終えた際には大勢の方が涙を流していました。
事例発表では地元沖縄の金秀建設様、丸政工務店様が沖縄の特性を生かした取り組みの発表でした。
金秀建設さんは、現場周辺の全体清掃や地域住民の洗車のお手伝い、月に一度「沖縄そばの日」と決めて、工事関係者さんで周辺の店舗を利用する活動等をしているそうです。
丸政工務店さんは、方言看板を設置し地域を明るくする現場づくりの活動紹介でした。
方言看板の一例を挙げると、、、
『工事のうにぃげぇ:くぬ先ち、工事そーいびーぐとう、気ちきてぃあっちみそうり。うにげぇさびん。』
皆さん、看板の意味、分かりますか????
『工事のお願い:この先、工事中です、気を付けて歩行して下さい。お願いします。』
??(゜-゜)???
正直、わたしはさっぱりわかりませんでした~!とってもユニークですよね!!
新聞に掲載されたり、TVの取材も受けたそうです。
金秀建設さんも丸政建設さんも、地域を盛り上げるために創意工夫をされているなぁと感じました。
北海道からは砂子組の真坂様、新潟からは新潟県土木部河川管理課の小間屋様も事例の発表を行いました。
パネルディスカッションでは、ゴールドラットコンサルティングの岸良裕司ディレクターがコーディネーターを務めて、「三方良し公共事業改革と沖縄観光振興」について意見交換をしました。
翌週の6月12日の建設通信新聞でも掲載されました! ↓↓↓↓
今回は「北から南まで、全体最適の三方良し目指して」ということで、南の沖縄の地で開催できた記念すべきカンファレンスに参加することができて、とてもありがたいと思いました!
個人的に沖縄は初めてだったので、タクシーやバスの移動中でもキョロキョロ。。。。
新潟の気候とは違い、とても暑かったです(゜∀゜;)
真ん中が基調講演をして下さった宮内技術部長。
右側が中村建設の中村社長です。
では最後に沖縄の方言で。
(日常言葉かは定かでないのですが、、、)
『 んじちゃーびら ✿(^▽^)ノ 』
(さようなら)