株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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16-11-2021

学び舎は「交差点」

建設業への入職者を増やしたい!
建設について学べる場所をつくりたい!!
…こんな想いで『北陸建設アカデミー』を開校してから、
実はもう1年以上が過ぎました。
(月日の過ぎるのはあっという間ですね!)

その間に、新潟県はもとより他県からも~
多くの方に入校して頂きました。
本当に有り難うございます<(_ _)>

実は総務・高橋、10月の末に北陸建設アカデミーの修了式に
お邪魔させて頂きました!
その様子をちょっぴりご紹介しましょう♪

R3年10月29日、北陸建設アカデミーが開校してから4回目の建設土木多目的コース・修了式でした


今回の修了式は新潟県内外から集まった7名の訓練生が、約1カ月の講習を
ともに過ごし、無事に終え…
そして晴れて卒業(修了)して、また新たなそれぞれの場所へ飛び立っていく節目の日でした。

訓練生おひとりずつ修了証を受け取ったあと、感想をお話し頂くときに
印象的だったのが・・・

「最初は長いと思っていた1カ月はあっという間。そしてその1ヶ月という短期間に、
こんなにたくさんの資格をとれたことが嬉しいです」

とのお声が多かったこと。
それから・・・

「初めて出会った人たちと、最初は緊張しながらも、いつしか一生懸命になりながらお互いに支え合って今日を迎えることができた。」

という感想もたくさん。ともに学ぶことの意義がここ(学び舎)にあると感じました。

さらにこんなエピソードも・・・

「実技講習中に難しくて焦ってしまって、もうダメだ~!と諦めようとしたその時に『時間は気にせずゆっくりでもいいから、最後までやってみなさい』と講師の先生に言って頂いたことが印象深いです。振り返ってみればこれまでの自分の人生には、ゆっくりでもいいから最後まで諦めないでやり抜く!という気持ちが無かったことに気付きました。」

ただただ講師陣が知識や技能を伝え、訓練生が教わるだけの現場ではなく、
講師と訓練生(また訓練生同士の)心と心の通い合いが、そこにはありました。
そんなところを垣間見ることができて、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。

これから建設業に飛び込んで、新たな場所で頑張ろうとする7人へ向けて
小野代表理事より…

あ、ちなみに北陸建設アカデミーの小野代表理事は(われらがおのちゃん…いえ、)小野組の小野社長です。

みなさんお一人お一人とお話をさせて頂いて感じたのは、そろって優しい方ばかりだということです。
優しいということは、建設業に必要な大切な要素なんですよ。
ご存知のように建設業は、今はICTなどの技術が進んで「キツイ、汚い、危険」という側面が減ってきている一方で、それでもどうしても暑い炎天下や冬の凍てつくような寒さの中で作業することも日常です。
例えば、みなさんがこれから道路工事に携わって新しい道路が出来たとします。その新しい道路を救急車が通ることができて、道路が出来る前までは救えなかったかもしれない命を救うことができた…ということが、あるかもしれません。
助かった人やそのご家族は、道路が出来てよかったなぁと思ったとしても、その道路を作るために多くの人が関わっていることは想像しないかもしれません。もちろんその工事に携わった人、ひとりひとりに、直接「ありがとう」とお礼を言われることも無いかもしれません。
それでもその命が助かったことが、「良かったな!」と…他人のことを自分のことのように喜べる人(つまり優しい人)には、建設のお仕事は向いています。
ここ(北陸建設アカデミー)は、みなさんの母校ですから、いつでも寄って下さいね^^
私もみなさんのこれからを楽しみにしています。

↑↑こんなお話がありました。訓練生の皆さんの優しさ…それが強みに、さらには自信に繋がるように
そっと背中をポンとされたような心地です。
(また勝手にかいつまんで「違うよ!高橋~」と思ったら教えて下さいね、社長♡)

1週間、1カ月、1年…大人になるとどんどん過ぎていくのが早くなりますが、
私たちの生涯というのは思っている以上に「あっという間」なのかもしれません。
新しい事やずっとやってみたかった事に挑戦するのも、今しかできないことなのかも
しれませんよ~

人生の途中で、新たな人たちに出会ったり、立ち止まってみたり、
また違う流れに乗ってみたりする交差点。
ここでこれからまた多くの人と人が出会い、沢山の経験と自信を携えて
旅立っていくことが楽しみです^^

北陸建設アカデミーについてはこちら↓↓↓

一般社団法人 北陸建設アカデミー