株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

BLOG

17-08-2017

防災士取得に向けて

 

こんにちは、坂上です。

 

みなさんお盆休みはいかがでしたか?

私、いつも連休明けは遊び疲れで月曜からぐったりしていることが多いのですが

このお盆休みは程よく遊び、程よく休めました◎

今年は例年に比べ、わりと涼しいので過ごしやすくていいですね(゜ω゜)

 

 

さてさて、お盆休みに入る前のことになりますが・・

本年度も、防災士養成講座が開催され、各部門から数名ずつ参加させていただきました。

小野組では、防災意識向上はもちろん、災害時に的確な対応ができるよう、

全社員が防災士資格取得を目指しています。

今年は私も参加させていただきました!

防災士養成講座はまるまる2日間プログラムがみっちりでした。

 

講師の方々が、過去の事例を取り上げたお話や

被災地の深刻な状況を事細かに説明してくださりました。

 

普段私たちが新聞やテレビなどで目にしている被災地の情報を

はるかに超える現場の壮絶さ、深刻な現状、被災地の方々の苦しい思いを

この講座を通して感じることができました。

 

避難所生活を送る人々は命は助かったものの、

場所の争奪戦、救援物資はすぐには届かない、体育館や講堂はホテルではないので夏は暑く冬は寒い、

硬い床、明るすぎる照明、トイレの数にも限りがある・・・

トイレに行けば並ぶのが嫌だと思うとなるべく排出しないようにと食べ物を食べなくなる・・

日中はすることがないので寝てしまう、すると夜に寝付けなくなる・・

など、あげればきりがないほどの悩み、不安を抱えています。

 

こういった現場の状況を知ったうえで私たちにできることは何か?

過去にボランティアとして、日中にちょっとしたゲームをお年寄りとやったところ、

日中は起きて夜に寝るというもとの生活リズムに戻ったという事例があったそうです。

こんなちょっとしたことでもいいんです。

 

私たちは防災士を取得したからには、自らこういった状況に寄り添い少しでも助けになろうと

リーダーシップを発揮していかなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこちらの救命講習もセットで受講しました。

こちらは胎内消防署で救命士の方にご指導していただきます。

結構体力使うので疲れますね!

 

私も無事防災士を取得することができましたが、

今後有事の際、救助ができる存在にならなければならないという自覚を持つと同時に、

いかにして地域に救助ができる存在を増やしていくのかということをテーマに、

防災士としてより知識や技能を高め、啓発活動にも取り組んでいきたいです。

 

それではまた次回~!