株式会社小野組|土木・インフラ・地域建設業

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11-12-2024

いいトコどりしちゃおう

11月の秋晴れが爽やかな日、総務・高橋はお久しぶりの背中に
アツい視線を送っていました。
「来ちゃいましたよー!」と、お仕事全集中の背中に、届かぬ心の声で語り掛けます。

さーて、ここはいづこ??でしょうか。

え?!「もったいぶるなら、帰る」って???
どどど読者の皆様っ、どうかお待ちくださーい<(_ _)>
急いで明かします!
こちらは、3台のモニターを操るマルチタスク男子(関東支店アーキテクチャーグループ磯谷さん)が担当する東京・西日暮里のマンション新築工事の現場です。

皆様、うっすら記憶にある方もいらっしゃるかも?!ですが、
少ーし前のブログを振り返ってみますと…
過去ブログ:【見えないところを、見てみたい】 (←クリックでご覧になれます)

そうそう!今回はこちら↑↑、みっちみちの基礎を見た現場の取材アゲイン企画なんです。
「なぜ?」って…それはですね~

『マンション出来ました!』と聞いたからです。

好奇心旺盛な高橋の脳内では、
『マンション出来ました!』=『基礎部分しかみてないけれど、それで良いの?』
と自動翻訳され、さらに好奇心が好奇心をくすぐり、もうソワソワが止まりません。
「気は確かか~?」…おっと天の声が^^;

さて、気を取り直しまして~
現場に連れて行ってもらいます。
(._.)どれどれ…

面する通りの賑やかな雰囲気から、ここへ入ると落ち着いた別世界へ。アプローチを歩いている間に、なんだか気持ちもリセットされます。
そして見上げますよ~!
そういえばこちらのマンション…

14階建てでしたよね^^ こりゃ、圧巻です。
PCでご覧の方は、沢山スクロールさせてしまい、ごめんなさい。
小野組の携わった建築工事の中では、今回がいちばん高い建物だと言われております。

こちらが正面エントランス。壁面にはマンション名プレートが、スタイリッシュな佇まい♡ 天井の端っこにあるライン状の照明も美しいです。

マンションの入口を入ってすぐにあるこちら↑
何でしょう(・・?
形が違うので不安だけれど、なんとなくアレかも!…って、そうですよ~
『集合ポスト』なんです。
でもでも、こんなに平べったくてシュッとしてるし、投函口もない?!
一体どうなってるの??

先ほど見たポストの裏側が、マンションの外から(自動ドアを通過せず)そのまま来れる場所になっています【写真①】。配達員さんはそこからお手紙を入れます【写真②】。直接手渡しの必要があるお荷物などは、ポスト脇の液晶モニターから、配達員さんが各部屋へお知らせできる仕組みのようです【写真③】。
マンションの居住者は帰宅時にエントランスを入ると、先に見たポストのフラットな面側がオープンし、郵便物を受け取れるそうです。おぉー、カッコイイー♡

…ポスト一つで大興奮の高橋を、現場監督の磯谷さんが「お部屋を見ますよ」となだめながら、優しくエスコートして下さいました。
「ネバーエンディング ブログ!」^^; と言われてしまいそうなので、ここからは少し駆け足でご紹介しますね。

こちらのマンションはとっても駅が近いため、どのお部屋にも居室とウォークスルーになっている自転車庫があります。確かに自転車って、置き場所に困ることがありますよね。

設計やデザインがお洒落かつ機能的で、どこを見てもキュンとします。

最上階の14階へ上がりました。スカイツリーもはっきりと見えます☆
最上階には特別仕様のお部屋が2部屋。広さも造りも、本当にスペシャルです。

感嘆のため息を漏らして続けておりますと…
「屋上、上ってみますか?」と気軽に誘って頂いたので、「はい♡行きます!」とふたつ返事でチャレンジすることになりました。
・・・が、これが決死?!のドキドキチャレンジになるとは、この時はつゆ知らず^^;

素敵なお背中の磯谷さん。今回の工事は、工期を2週間も短縮して終えることになったそうです。
特に仕事には真摯に向き合い、熱心で真面目だと伺っています。完成に至るまでには、大変で辛い場面も沢山ありましたよね。
磯谷さん:「それはもう、毎回(の工事ごとに)ですが、本当に苦しい時や大変な事もあります」
やりがいとか、楽しいと感じることはありますか。
磯谷さん:「大変な局面を乗り越えたあとのお酒とか^^ それに、建物が完成したときの達成感は、何物にも代えがたいです。」
そうですよね。何もないところに、こんなに大きなマンションが出来るのですものね。
磯谷さんのお人柄や仕事に向き合う姿勢を見込まれて、次の工事の依頼が来ていると伺っています。
次の現場も楽しみであることはもちろん、同じ小野組の仲間が「確かな仕事ぶり」と「人との繋がり」を大切にしているからこそ、周囲からお声が掛かるという事がとても嬉しく、誇らしく感じました。

実は磯谷さん、総務・高橋の案内中にも、何かの書類を現場事務所から持ち出し…説明や余談と共に、しきりに色々な場所をチェックしていました。

どうやら、このマンション中にある番号付きテープの箇所は、完了検査時の指摘事項箇所なのだそうです。小さな汚れや傷も厳しくチェックしてもらい、指摘され、それを直したそうなのですが、全ての箇所がちゃんと直って綺麗になっているかを確認していました。
引き渡し前の「めちゃくちゃ忙しい」ときに、総務・高橋がぷら~っと訪れても、丁寧で詳しい説明 & 楽しい余談 & ちゃんとお仕事 をマルチタスクでこなす磯谷さんでした。

こういう些細なところも含めて、ひとつひとつ丁寧向き合うこと、先回りして考えること、人へ寄り添う、やる時はとことんやる…そういう沢山の積み重ねや努力が、工期2週間前倒しにつながるのかもしれません。
磯谷さんとは職種や立場が違っても、私たちが働くことや、人と人との繋がりに向き合うとき、きっと重要なヒントになると思います。

最後は「9階建てくらいがちょうど良い^^」と屈託のない笑顔で言う磯谷さんのマンション現場・14階からの景色です↓

昇り降りが大変だった分、本当に素敵な景色ですよ♡
基礎工事を拝見して、その次は完成を拝見。
まさに、いいトコどりの総務・高橋がお伝えしました<(_ _)>